2007年02月23日

イソフラボンとの付き合い方

こんにちわ。ステロイド軟膏と抗アレルギー薬服用のおかげで、あっさり花粉皮膚炎から回復してしまったワタシ鳳麗仙でございます。

それにしても、ステロイドの即効性にはもうびっくり。1日2回、2日間塗布しただけで、あれだけ赤く腫れてカサカサだった耳のうしろと目の周りがあっさりと正常化してしまいました。しかし、ステロイドの諸刃の剣ぶりは前回のブログで十分研究いたしましたので、症状が十分改善された今では軟膏塗布はきっぱりと中止。現在は抗アレルギー薬服用のみにとどまり、様子を見ているところです。

治療中は、アベンヌウォーター&スクラワンのみという究極のシンプルスキンケアを続けておりましたが、軽めの肌絶食という感じでこういうのもたまには良いかも知れません。そろそろ普段のケアに戻していきたいのですが、またどんなコスメ成分が刺激となって症状がぶり返すか分からないという状況だけに、このあたりの判断は慎重に見極めなければなりません。

ということで、コスメからの肌養生アプローチがほぼできていない現在では、やはり栄養面からのサポートをむしろ重要視してみようっ! とゆーことで、今日は「イソフラボン」についての話題を掘り下げてみようと思います。

大豆などマメ科の食品に含まれているイソフラボンには、ワタシ鳳麗仙もほぼ毎日いろんな形でお世話になっています。お豆腐はもちろん、納豆や油揚げ、煮豆や枝豆、さらには冬の間は鍋に豆乳を入れたり。ヨーグルトの代わりに、豆乳に種菌を入れて豆乳ヨーグルトを作っていただいたり、はたまたお味噌やお醤油という形でもお目にかかったり。結構よく摂取しているもののひとつではあります。

そのイソフラボンは、以下の効能があることで知られています。

@更年期障害改善に有効:女性ホルモンをコントロールする
@骨粗鬆症の予防効果:骨からカルシウムが溶け出すのを防ぐ
@女性ホルモンが増え過ぎることで起こる乳がんなどの予防効果
@美容・生理不順への効果:活性酸素を除去する抗酸化作用あり。女性ホルモンと同様な働きをするため、皮膚の繊維芽細胞に作用してコラーゲンやヒアルロン酸の合成機能を向上、メラニン抑制作用もある

と、これだけの効能を見聞きしていると、なんだかいいことづくめのように思えます。が、実際問題海外ではその副作用も大きく報じられており、諸外国ではイソフラボンの1日摂取量制限の目安を打ち出しているとのこと。

じゃあ、日本はどうなのでしょう? 

実際はというと、すでに内閣府の食品安全委員会から、イソフラボンの1日摂取量上限目安が打ち出されています。(詳細は食品安全委員会のHPをご覧下さい)

その摂取上限目安は以下のとおりです。

その1:食品だけからイソフラボンを摂取の場合
安全な1日摂取目安量(イソフラボンから糖を外した成分のアグリコン換算)は70〜75mg

その2:食品とサプリを併用して摂取の場合
サプリ分は1日30mgまで、食品からは(70〜75mg)ー30mg(サプリ分)=1日40〜45mgまで

つまり、サプリであっても食品であっても、1日70〜75mg以上を超えてしまうと、安全は保証できないと、食品安全委員会の専門家の方々は呼びかけているわけです。

とすると、この「1日70〜75mg」という上限摂取量は、通常の食品から摂取しようとなるといかほど食さねばなるまいか? という疑問が当然浮上してくるわけで・・・ええ、ちゃ〜んとお調べいたしましたとも。以下がその大体のめやすです。

大豆(50g):70mg
豆腐1丁(300g):60mg
味噌汁1杯(味噌12g使用):6mg
納豆1パック:37mg
豆乳1本(200ml):50mg
きなこ(大さじ1杯):14mg

さて、これからは鳳麗仙的な1日を例にとってお話を進めてまいりましょう。

例えば、朝に豆乳ヨーグルト(約200ml=イソフラボン50mg)でスタートし、お昼に納豆1パック(イソフラボン37mg)をいただき、夕方には晩酌のお伴として枝豆(50g=イソフラボン70mg)で、1日を締めくくったとします。そうなると、気になる1日のイソフラボン摂取量は・・・

な、なんと177mg! これでは食品安全委員会推奨の上限摂取量「70〜75mg」を大幅に超えてしまいます。

まあ、こんなに大豆食品ばかり摂取してる人はそうそういないとは思いますが、念のため。

実際、鳳麗仙の場合、1日177mgはいかないにしても、朝の豆乳ヨーグルト&納豆=97mgとか、朝の豆乳+きな粉(これにメイプルシロップを入れるとオイシー)&夜の枝豆(64mg+70mg=134mg)などなど、オーバーしてる日はちょくちょくあるように思えます。

なので、特にダイエットやマクロビを試されている方などは、必然的にたんぱく質源を大豆に頼りがちになることもあるでしょうから、一度注意をされてみるとよいかも知れません。

ちなみに、イソフラボンを過剰摂取した場合、具体的にどんな副作用があるのでしょうか?(これかなり重要です)

食品安全委員会の報告によると、イタリアで閉経後の女性に1日あたり150ミリグラムの大豆イソフラボンを5年間摂取させるという試験を実施したところ、154人のうち6人が子宮内膜増殖症と診断されたとのこと(対照群は1人も認められず)。

子宮内膜増殖症って? という方がおられるかもしれませんので、そのご説明をさせていただくと、症状としては不正性器出血、生理痛、月経過多など。ただし一番の問題は、この状態は将来的に子宮体がんの発生母地となる可能性があるということなのです。

以来イタリアにおいては、2002年7月、植物エストロゲン、大豆イソフラボンを補完した食品による一日摂取量を80r/日を超えないようにとの勧告がだされているそうです。イタリアだけでなく、フランスでも同様に、イソフラボンの摂取量を1日1mg/kg体重(つまり体重50kgの人なら50mg)に制限すべきという勧告を出しているのだとか。

まあ、最近の研究報告では、閉経後の女性に関してはイソフラボンを1日120mg程度摂取しても、子宮や膣には影響せずに更年期障害を軽減できるという結果もあるそうです。しかしその一方で、閉経前の女性21人に毎日豆乳を400ml飲ませ、イソフラボンを追加摂取させた調査では、この21人の血中女性ホルモン濃度が約3割低下し、月経周期が延長するなどの有害作用があったという報告もあるそうで(こちらのデータについては、こちらのHPを参考にさせていただきました)。

ここでの結論は、閉経後なら多少多めに摂取しても可という結論らしいですが、なんか調査結果がまちまちで、正直どれを信じたらよいのか分かりません。日本人としては付き合いが長いイソフラボンも、まだまだ解明されていない部分が多そうです。

そんな状況であるのに、未だ「あるある」で火がついた納豆人気は衰え知らずだという話を耳にもしました。実際「1品ダイエット」って、その食品を買い求める苦労はあるにせよ、献立とかバランスとかあまり考える必要がないので、手間いらずでラクチンなのではあります。なので、その人気が衰えないというのも人間心理を考えれば分からないではありません。

でも納豆だけを食べていては摂取できない栄養素はたくさんあるわけだし、イソフラボン1種だけを取りすぎてもこうした弊害があるのは、すでに日本でも報告されているのであります。

とはいえ『大豆製品と決別します宣言』をしてるわけじゃあありません。今後もワタシ鳳麗仙は、大豆製品を重要なたんぱく源のひとつとして頂く決意ではあるのですが、大豆製品一筋ではなくって程々にお付き合いしたいってことなんです。まあ、ステロイドとはちょっと性質は違いますけど、何事も過ぎたるは及ばざるが如しということなんでしょうね。

今後訪れるであろう更年期障害や骨粗鬆症予防を鑑み、ホルモン剤としてのイソフラボン摂取の場合はその許容値がこの程度かな〜と忖度しつつも、特に症状のない今はやっぱり食品安全委員会の「安全な1日摂取目安量:70〜75mg」を遵守すべきかな〜などと、考えている今日この頃でございます。

<ほうれい川柳>
イソフラボン お世話になります 少しずつ by鳳麗仙 いい気分(温泉)

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posted by 鳳麗仙 at 12:54| Comment(8) | TrackBack(1) | 健康オタクのための情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
イソフラボンの摂りすぎが良いのか悪いのかわかりませんが、
毎日かなり食品から摂っています。
さすがにサプリはいろんな意味で怖いので
食品からです。
ベジタリアンはかなり大豆製品を摂っていると思うのですが、どうなんでしょうね〜
日本人は昔の方がもっと摂っていた気がするのですが。。

Posted by まりえ at 2007年02月24日 00:46
イソフラボンというか最近女性ホルモン自体が減少傾向な私なので(笑)納豆はよく食べてます〜お味噌汁も飲んでます(^^)
確かにとりすぎはよくないですよね
ほどほどがいいですね(^^)
Posted by おしき at 2007年02月25日 19:34
過ぎたるは及ばざるが如し・・という事でしょうか。

納豆大好きだったりすると、すぐにオーバーしてしまいそうですね。
やばいやばい(´∀`)

ところで、テンプレートですが・・
手前の方は、はじめっから男性だったかな?
二人とも女性だと、思いこんでいました ( ´ー`)
Posted by 卯月 at 2007年02月25日 22:54
はじめまして こんにちわぁ〜〜


ランキングからきたのですが
記事が大変 面白くてとても参考になるので
過去記事を少しだけ遡って読まさせて頂きました^^

あまりの凄さに ついコメントしてしまいました(^^)

Posted by 朝露 at 2007年02月28日 13:42

色々勉強になりますこのブログ!
法令線だってやっぱり気になりますよね。

しわけしの新しい成分アルジリンは
もう使われました?

ブログに写真があるんで
興味があったら覗いてください。

美容外科とかで買えます。
Posted by まみの美容整形日記★ at 2007年03月01日 12:16
まりえさん
食品から摂っていれば大丈夫だと、最初はワタシも思っていたのですが、どうもそうではないらしいということが発覚。
フツーに英語でウイキペディアなどでイソフラボンを検索しても、その副作用はよく引っかかってくるのに、日本ではそのあたりあまり記載されていないのがとっても気になりました。
豊胸サプリなどは通常イソフラボンの40倍濃縮なんだとか・・・う〜怖いです。

おしきさん
女性ホルモンの多寡ってどう判別すべきなんでしょうねえ。筋腫持ちとか鳳麗仙のような乳腺症もちとかは、多少自重した方がよいのでしょうか? もっとも、以前に抗老化チェックで女性ホルモンを検査した時には正常範囲内だったんですけど・・・
不足しても骨粗鬆症やら薄毛やらコレステロールが上がったりと弊害がありますしね。バランスが難しいところです。

卯月さん
納豆好きでらっしゃるんですか〜
ワタシは最近、健康のためやっと納豆嫌いを克服したところで、このイソフラボンについての問題を知ったりで、なんだかな〜という感じです。
あ、テンプレートは最初から男性でした。顔面が題字で隠れて見えなかったので、お気づきの方は少なかったのではないでしょうか? あの男性は実は「若大将」なんだそうで。太い眉毛が似てるかな〜

朝露さん
まあ、とっても素敵なお名前ですわね〜
お褒めのお言葉、ありがとうございます〜
これからもせっせと更新していきますので、今後ともよろしくお願いいたします〜

まみの美容整形日記★さん
こんにちわ〜
アルジリニンですが、過去にドクターコスメでお試し済ではあります。最低6ヶ月使用して効果を見てくださいとのことでしたが、3ヶ月使用した後でなにげに他のコスメに浮気してしまいました
それが失策だったかもしれません(号泣)
ちなみに過去記事はこちらです
http://houreisen.seesaa.net/archives/20061113.html
まみさんは効果のほどをお感じになったのかしらん?
またのちほど、そちらのお宅にもお邪魔しますね〜





Posted by 鳳麗仙 at 2007年03月01日 14:46
とりすぎは良くないんですね。
一時期豊胸サプリやら、大豆製品もとりまくってました。
恐ろしい・・・
やめてよかったです〜。
というか、飽きたんですけど。。。

ホウレイセン、私も気になってます。
ピンククレイパック?私もやってみます♪

Posted by うさこ at 2007年03月04日 03:14
うさこさん
豊胸サプリ、確かイソフラボンの含有量が通常の大豆の40倍とかで、ハンパじゃあないんですよね〜? 
上限値以下の量で摂取していれば、女性にとっていいことづくめの大豆製品なのですから、上手に食べて行きたいですね〜
ピンククレイを含め、クレイはお勧めですよ〜
Posted by 鳳麗仙 at 2007年03月06日 13:20
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